
メリル参上しました、マスター・シレーナ。
「ご苦労様です、メリルさん。 さて、本日は少しばかりお話があるのですわ」
話、ですか?
「噂に聞くところによると、なんでもアナタが闇レランなる組織に手を貸したとか」
Σ
シレーナ様、その話をどこから・・・
「我がシェル・レランの情報網を馬鹿にされては困りますわ」

いや、そのでも・・・それはいわゆる間違いというやつで
「闇レラン7つ星の称号を頂いた、と聞いていますが」
向こうが一方的に押し付けてきたんですよー・・
「全く嘆かわしい・・・ゴッド厨房師の資格を持つアナタが闇の道に魅入られるなんて」
誤解ですー・・・こっちの話も聞いてくださいシレーナ様ー
「ふむ・・・わかりましたわ」
ほっ。
「とはいえ、アナタが確かに闇レランに力を貸したのは事実ですわね」
Σ
「アナタには、ギルドのために一つ仕事を頼まれていただきましょうか」
「それをもって、アナタへの処分はないものとしましょう」
えーと・・・仕事といいますと・・・
「最近、お野菜や海産物などの食材を集めるチームに欠員が出まして」
「新しく新人を雇おうかと考えているのです」
「アナタには、それにピッタリな人材のスカウトをお願いしますわ!」

な、なんだってー!?
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この物語はフィクションです?